ボクシングのサンドバッグの中身

ボクシングのサンドバッグの中身

ボクシングで使うサンドバッグの中身って実は○○なんです!

 

サンドバッグってありますよね。

天井からぶら下がっていてパンチしたりキックしたりできるアレです。

だいたいのボクシングジムに設置されていますよね。

あれの中身ってなにが入っているんだろう?そう思ったことはありませんか?

サンドバッグを直訳すると「砂の袋」なんだからもちろん砂が入ってるんじゃないの?と思いがちですが…。

実は砂は入っていません!

中身はウレタンや布切れが入っていて、砂は入っていないのです。

 

まあこれはなんとなく察していた方は多いのかもしれません。

本当に中身が砂なのだとしたら軽い気がするし、もし破れたら砂がドバーっと出てきてボクシングジムが大変だし。(漫画などではそういうシーンも観たことある気もしますが)

 

じゃあなんでサンドバッグって言うんだろう?

 

サンドバッグという呼び方の由来を知るには、日本でもボクシングが伝わりだした時代にさかのぼります。

すでにイギリスやアメリカでは人気の格闘技だったボクシング。

これが日本にも伝わってきて、ボクシンググローブなどの道具も広がっていきます。

そして外国人のボクシングの選手がでっかい袋をパンチして練習していることも知ります。

しかしその袋の中身がわかりません。

ということで袋の中身がなんなのか分からないまま、とりあえず砂を詰めて使うようになり「サンドバッグ」と呼ばれるようになりました。

 

そう、勘のいい方は気付いたと思いますが、海外では砂を入れるという文化はそもそも存在しません。

つまり「サンドバッグ」という言葉は日本にしか存在しない和製英語なのです。

海外のボクシングジムに行って「サンドバッグをやりたい!」と言っても伝わらないので注意しましょう。

ちなみに英語圏ではパンチングバッグというらしいです。

キックボクシングジムではパンチだけじゃなくてキックもするけど同じようにそう呼ぶのかなあ?とちょっと気になってみたり…。

サンドバッグの種類

中身の話ではありませんがサンドバッグの種類もお話しておきましょう。

ボクシング専用でキックはできません、なんて商品もあるので購入の際は気をつけてくださいね。

サンドバッグの重量はいろいろありますが、軽めの方が手首などは痛めにくいので女性にもおすすめですね。

慣れてきたら逆に重めの方が打ち応えもあり良い感じです。

男性の方は重めが好きな人が多そうです。

材質は本革のものと合皮のものがありますが、合皮のもので十分でしょう。

ちなみにぶら下げれるような場所がない場合は自立できる専用のスタンドなどもありますよ。

 

 

今回は意外に知られていない?ボクシングのサンドバッグの中身についてお話しました。

雑学としても使えるのではないでしょうか?

どうかくれぐれも、本当か確かめるためにボクシングジムのサンドバッグを分解…なんてことはしないでくださいね!笑