ボクシングリングの大きさ

ボクシングリングの大きさ

ボクシングリングの大きさってどれぐらいだと思いますか?

まず形については必ず正方形だと定められています。

確かに長方形や三角形のボクシングリングは見たことありませんね。

そして大きさですが、なんと試合によって違うんです!!!

これはびっくりですよね。

僕らがテレビで何気なく観ているボクシングの試合も、実は試合によって違う大きさのボクシングリングを使用していたわけです。

ヘビー級のド迫力の試合を観て「2人とも身体がデカいからボクシングが小さく見えるなあ!」と思った試合はもしかしたら本当にボクシングリングが大きかったのかもしれません。

 

といっても無制限に自由な大きさというわけではなく、一応決まりはあります。

一辺あたりの長さが5.47メートルから7.31メートルの間、ということで決まりがあるといってもわりと振れ幅がありますね。

ボクシングリングの大きさによっての影響

 

試合によってボクシングリングの大きさが違うとどんな影響が考えられるでしょうか。

小さいボクシングリングと大きいボクシングリングで約2メートル違うとなるとけっこう差を感じそうです。

 

軽量級は小さいリング、重量級は大きいリングといった使い分けをされることもあると聞いたことがあります。

といっても興行ではひとつの大会で10試合ほどおこなったりするので、試合の度にボクシングリングの大きさを変えるわけにはいきません。

必然とメインイベントの試合に合わせることになるでしょうね。

 

プロのタイトルマッチなどでは両陣営が協議しあってボクシングリングの大きさを決めるそうです。

リングが小さいと間合いを詰めたいインファイターに有利だったり、広いと遠い間合いで勝負するアウトボクサーに有利だったりということで揉めたりすることもあるようですね。

確かにお互いの選手のタイプが違う場合不公平になってしまう可能性もあるので難しいですよね。

最近だとカネロ対サンダースの試合も、試合前にサンダース陣営から「リングが小さすぎる」とクレームが入り変更になったということもありました。

カネロは近距離で戦うタイプでサンダースは距離をとり脚を使って戦うタイプなので、リングが小さいのはカネロに有利じゃないか!という言い分ですね。

確かにボクシングリングが小さいとフットワークも使いにくいですものね。 

 

キックボクシングもボクシングと同じつくりのリングを使用することが多いようです。

 

ちなみに総合格闘技だとさらにリングの種類も多く団体によっても変わります。

ボクシングのように4つの柱をロープで結ぶいわゆる「リング」で戦うこともあれば、UFCのようにオクタゴンといわれる六角形のリングでロープではなく金網に囲まれた「ケージ」で戦ったり、巌流島のようにノーロープで行われることもあります。

ケージの場合もボクシングリングと同じく様々な大きさがあり、その日のメインイベントの階級によって決めるそうです。

その他の細かい決まり

ボクシングリングの大きさ以外にも細かい決まりもいろいろあります。

例えばボクシングリングの床(キャンバス)の厚さは2.5センチ以上で、素材はフェルトが推奨されていたり。

エプロンと言われるロープの外側のスペースは0.61メートル以上確保しないといけないなど。

アマチュアのボクシングリングの大きさは?

ここまではプロのボクシングリングの話でしたが、アマチュアの場合はどうなのでしょう?

実はプロとアマチュアでもボクシングリングの大きさのルールは変わってきます。

日本ボクシング連盟によると、アマチュアの場合は一辺あたり4.9メートルから6.1メートルの間、ということでプロよりひとまわり小さいということですね。

 

また、床部分は1.3センチから1.9センチのフェルトを使用する、リングの高さは91センチから122センチなどなど。

ボクシングジムのリングの大きさは?

上記のボクシングリングの大きさは試合の話でしたが、ふだん練習するボクシングジムの場合はどうなのでしょう?

試合と同じ大きさのボクシングリングがあるのが理想ですが、そもそも試合によって大きさが違うのでそれは不可能ということですよね。

ということでこれはボクシングジムによって変わります。

いろんなボクシングジムを調べてみると分かると思いますが、ボクシングジムの規模って本当にピンキリです。

一等地の一階にガラス張りでつくられた立派なボクシングジムがある一方で、古いボロボロのビルの上のほうのワンルームにひっそりと作られたボクシングジムもあります。

まったく同じとは言えなくとも試合と同じぐらいのサイズのリングがあるジムもありますし、スペースの問題なのか「こんなんその場で殴り合うしかできなくない!?」っていうぐらい狭いリングのジムもあります。

 

また、別パターンでリングそのものを置いていないジムもあります。

これはキックボクシングジムでよくあるイメージですね。

リングが無い代わりに全面マットになっていてどこでも練習できますよーみたいな感じです。

 

なので意外と『いつでも試合と同じ広さのリングで練習できるジム』っていうのは多くないんですね。