痛みを感じない!?ロシアの軍隊格闘術システマとは?

ロシアの軍隊格闘術システマとは

システマとはなんなのかご存知でしょうか?

そうです、歯周病を予防し口臭や虫歯もケアしてくれる素晴らしい歯磨き粉デンターシステマ…ではなく、ロシアの軍用格闘術のシステマです。

ボクシングなどのような勝敗を争う格闘技ではなく軍隊の格闘術なので、プロ選手もいませんし大会などもありません。

 

そのため知名度はあまりありませんが、もしかしたらお笑い好きの方は聞いたことがあるかもしれません。

というのもピーマンズスタンダードというお笑いコンビ(現在は解散)の南川さんがこのシステマを習っていて「どんな攻撃をされてもシステマの呼吸法を習得しているから痛くない」と言い実際にそれを行うというネタを披露しています。

実は私も最初はこのネタで初めてシステマの存在を知りました。

 

動画を観てみると分かりますが実際には呼吸法で『痛くない』のではなく『すぐに痛みから回復できる』といったもので『バーストブリージング』という呼吸法だそうです。

呼吸法はシステマのあくまで一部の技術で他にも様々な技術があるようですね。

軍用格闘術なので全てが公開されているわけではないようですが、一般的には護身術として武器を使った相手への対処法などもあるようです。

興味を持った方はとりあえず南川さんのネタから観てみてください。

システマとは実際のところどういったものなのか?

上記の南川さんのネタはあくまでお笑いとしてみんなに笑ってもらえるようにつくられている部分もあるかと思います。

 

ということで、システマに興味を持っていただいた方のためにもう少し詳しく紹介していきましょう。

 

システマとは元ロシア軍特殊部隊将校ミカエル・リャブコさんが創設した実戦格闘術です。

英語の『システム』と同意義で、正式には『システーマ・リャープカ(リャブコ派システマ)』といいます。

多くの格闘技は相手を倒すことを目的としていますが、システマは生き残ることを第一として考えられています。

そのため自分から攻撃する方法だけでなく、襲われたときに使えるいわゆる護身術のようなものや、自分自身のコンディションを整えるようなものまで存在します。

『システマはロシアの合気道』と例えられることもあります。

 

システマの4大原則

1.呼吸し続ける

人間は恐怖を感じるような危機的状況に陥ると、筋肉がこわばり呼吸も浅くなってしまいます。

呼吸を意識してこのこわばりを解いてあげることで普段と同じように動くことができます。

 

2.リラックスを保つ

恐怖を感じて身体がこわばってるときはおそらくリラックスもしていないでしょう。

ですが本来リラックスしている状態こそが心に余裕があって力みもない状態です。

そのため危機的状況に陥ったときこそリラックスするべきなのです。

素早く正常な呼吸を取り戻し、リラックス状態に入れるよう練習します。

 

3.姿勢をまっすぐ保つ

恐怖を感じると腰が引けてしまったりと姿勢も悪くなります。

姿勢が悪いと身体の安定も崩れてしまいます。 

姿勢の良い状態を保つことができれば、どんな動きにも対応し次の動きへ移行しやすくなります。

 

4.移動し続ける

静止した状態から動くには多くのエネルギーを使いますし、スキもできやすいです。

常に動き続けることで相手の攻撃にも対応しやすくなります。

 

この4つはつまり危機的状況に対処するためのポイントといった感じでまとめられていますね。

危機的状況において恐怖に取り憑かれてしまうと良い結果には繋がらない。

そのため恐怖状態から脱するためにリラックスすることが大事で、どうすればリラックスできるのかということですね。

 

システマには様々な動きがありますが、この4つを意識したうえでおこなうのが大原則ということです。

 

 

 

システマは元々が軍隊格闘術なので、徒手空拳(素手で戦う格闘技)よりも武器を使うあるいは相手が武器を持っている想定での動きが多いです。

また、1対1に限らず複数人相手の想定もあるため、より実践的と言えるでしょう。

どんな状況にも対応する能力を鍛えることができます。

システマは私生活にどう活かせるのか

システマは護身術としてオススメです。

他の格闘技と違って力に力で対抗するのではなく、力をいなしたりといった動きも多いです。

システマをマスターするために大きい筋肉をつける必要もなければスポーツマンのような体力も必要ありません。

そのため老若男女問わずオススメできるというわけです。

 

また、上記の「恐怖を感じ身体がこわばった状態からリラックス状態にもっていく」という能力は戦い以外にも応用できると考えます。

例えば仕事や私生活において強いストレスを感じると、拳をギュッと握りしめ、姿勢は前のめりになり、もちろんリラックスとは程遠い状態になってしまいます。

腰痛や肩こりは、こういったストレスからくる力みが原因で発生することもあるのです。

ですが「こんちくしょう」と思ったときにシステマを思い出して呼吸を整え、姿勢を正し、リラックスすることができれば頭に昇った血も引いていくのではないでしょうか。

怒りから解放されリラックスすることができればあなたの人生も明るい方向へ進んでいくはずです。

 

…ちょっと自己啓発セミナーみたいな感じになってしまいましたね(笑)