シャドーボクシングスペース

シャドーボクシングとは。

相手が目の前にいることを想定して一人でパンチを繰り出したり防御したりよけたりするボクシングの練習方法のことです。

 

シャドーボクシングはミット打ちの前にウォーミングアップとして行うことが多いです。

鏡を見ることで自分のボクシングのフォームをチェックしたりできます。

 

とはいえ何をやればいいのかわからない。

一人で鏡の前でやるのは恥ずかしいといった気持ちがある人が多いので

シャドーボクシングをすることによるメリットについてお答えします。

シャドーボクシングの鏡

こちらの大きな鏡があるシャドーボクシングスペースがご利用いただけます。

シャドーボクシングのメリット

シャドーボクシングを行うことで身体が温まって短時間で脂肪燃焼の効果を上げるメリットがあります。

それはミット打ちの前にしっかりと全身を動かすシャドーボクシングをすることで筋温が温まり活動の準備が高まることで有酸素運動の時間がより有効に行えるからです。

更には運動が終えた後もアフターバーン現象により、トレーニング後も脂肪を燃やし続ける事が可能になります。

ランニングマシンや筋トレなどと比べても圧倒的に消費カロリーの高い効率の良いエクササイズだといえます。

たったの3分で?と思われるかもしれませんが、実際にシャドーボクシングの後でミット打ちをしてみたら驚く程の全身の熱代謝が感じられるでしょう!

チェックポイント

シャドーボクシングはボクシングの練習の

中でも最も重要です。

シャドーボクシングの良いところは鏡を

見ながら出来ることです。

正面や左、右など角度を変えて自分の

フォームをチェックすることで

自分のクセや改善しなければならない

ところに気付けます。

 

ミット打ちでは自分のやっている

姿が見えません。

自分では上手く出来ているつもりでも、

鏡で自分のやっている姿を見ると

『ガードの高さ』や『打ち方』が思って

いたのと全然違っていることがあります。

ミット打ちの際に言われたアドバイスなどを

思い出してチェックしてみましょう。


シャドーボクシングやり方

最初のうちはトレーナーと一緒にリングに上がる前に鏡の前でシャドーボクシングを行いフォームのチェックや手足の使い方の基本を教わります。

 

自己流で間違ったフォームで行ってしまいますと下半身や体幹が使えなくなってしまいます。

間違ったフォームで癖づいてしまうと後から直すことは困難になってしまいます。

ダイエットの為にもしっかりとした基本の構え方やパンチの打ち方を覚えましょう!

 

どうしても最初は足幅が真っすぐに揃ってしまいます。

後ろ足が揃うことでバランスを崩しやすくなり、パンチを打った後にふらついてしまいます。

打つことよりも足の位置や運び方を意識して練習することをおすすめします。


慣れてきたらチャレンジ

基本の動きを覚えてきたらフックやボディ、アッパーなどを交えたコンビネーションパンチにもチャレンジしてさらにはディフェンスといった具合で少しづつレベルアップしていきます。

 

更にレベルを上げたい方はフットワークを使います。

まず仮想の対戦相手を想像します。

背が自分よりも高い相手だと手が届かないので中に一歩踏み込んでパンチを打つ。

相手をコーナーに追い詰めたら逃がさないようにフットワークやコンビネーションを使う。

相手がインファイトで詰めてくるタイプなら捕まらないように足を左右に使って反撃するなど、色々なパターンを想像して練習をします。

より細かく鮮明なイメージをすることで上達しやすくなります。

 

『スピード』を意識したシャドーボクシングを行うこともおすすめです!

理由としては人間は「スピードを身体が覚えてしまう」という性質があります。

同じ原理で野球の『素振り』なども重いバットで振るよりもむしろ普段より軽いバットを振るほうがスイングスピードが早くなります。

そのため、シャドーボクシングではミット打ちやサンドバッグ打ちよりも早いスピードを意識しましょう!


あとがき

最初はシャドーボクシング恥ずかしくて出来ないと思うかもしれませんが、シャドーはボクシングが上達する一番の近道です。

わからないことやフォームの確認などトレーナーにいつでも聞いてください。

恥ずかしがらずに一緒に頑張りましょう!!