なぜボクサーはシュッシュッって言う?

なぜボクサーはシュッシュッと言う

ボクサーってパンチを打つ際に「シュッシュッ」と言いながらパンチを打ちますよね。

ボクサーがシュッシュッと言う理由はもちろん

「かっこつけるため!!!」

 

ではありません!

が、自分でシュッシュッと言いながらシャドーボクシングをしているボクサーを見て「あの人めっちゃかっこつけてる…」と思ったことがある人も多いかも。

もしくはパンチが早すぎてシュッシュッという音が鳴っているんだと思っていたり…?

本当は、パンチを打つ際にシュッシュッと言うことで様々なメリットがあるからなのです!

 

と言っても実はそのメリットはほとんどコチラの記事に書いてある「キックボクシングで蹴る際に声を出す理由」とほぼ同じです。

ボクサーは声を出すことで腹筋に力が入って体幹が安定してより強いパンチを打てたりといったところですね。

ボクシングでは「うりゃあああ!」と声を出すと反則になってしまうので、ボクサーはその代わりに「シュッシュッ」と細かく息を吐いているわけです。

余談ですが他の格闘技では声を出すのは反則ではなかったりもするのでキックボクサーはシュッシュッではなく普通に「うりゃあ」と言っていたりもします。

 

「といってもチャンピオンのボクサー達はシュッシュッって言ってないじゃん!テレビで試合観ててもそんなの聞いたことないよ!」

いやいやそんなことはなくて、あれは観客の応援などがすごすぎて聞こえていないだけなのです。

その証拠に先日行われた井上尚弥対モロニーの試合を観てみてください。

新型コロナウイルスの影響で無観客で行われたため会場の音が凄くよく響きます。

普段は応援でかき消されていたボクサー同士の「シュッシュッ」という音もバッチリ聞くことができますよ。

シュッシュッと言わないと酸欠になる?

私がボクシングを始めたばかりの新米ボクサーだったころのお話です。

ある日初めてのスパーリングをしたのですが、合計3分2ラウンドだったかな?

終わるともちろん体力はヘトヘトなのですが、頭がクラ~っと酸欠状態になってしまいました。

このときは初めてのスパーリングという緊張感からシュッシュッと言うことも忘れ、気付かないうちに呼吸が止まっていたようです。

そうなると体力も持ちませんので必要以上に疲れてしまっていたんですね。

ボクサーがシュッシュッと細かく呼吸をすることはスタミナ面でも良い影響がありそうです。