ボクシングとキックボクシングどっちが強い

ボクシングとキックボクシングはどっちが強い

「ボクシングとキックボクシングはどっちの方が強いんだろう」

格闘技好き同士で話しているとそんな話題になることがあります。

別競技なのでもちろんルールも違います。

ボクシングルールならボクサーが、キックボクシングならキックボクサーが強いでしょう。

ですがムエタイが最強だーとか、空手だ、いやいや相撲だとか、こういう妄想は楽しいものです。

 

どっちが強いかの前に、ボクシングとキックボクシングのルールの違いについておさらいしておきましょう。 

ボクシングにおける攻撃方法はパンチのみです。

拳を当てる攻撃以外は有効とはみなされません。

 

キックボクシングではパンチ以外にも攻撃方法は多岐にわたります。

バックハンドブロー、肘打ち、膝蹴り、キックなどですね。※団体によっても細かいルールは違います。

 

 

キックボクシングの試合で「パンチが売りのキックボクサー対キックボクシングに転向した元プロボクサー」のハードパンチャー対決といった煽りの対戦カードが組まれることがあります。

こういった試合はだいたいキックボクサーのほうが勝つイメージが私の中であります。

これはボクサーよりキックボクサーの方が強い・レベルが高いということではなく、いくつか要因があると考えます。

 

要因1.意識が散らばる

同じ相手と戦ってもボクシングルールで行えばボクサーのほうが強いです(本職なので当たり前ですが)

ですがキックがプラスされると相手のパンチだけでなくキックも意識しないといけません。

ボクサーにとってキックは不慣れですから必要以上に意識がいってしまいます。

キックに意識がいきすぎた結果なんでもないようなパンチを被弾してしまったりするのです。

 

要因2.「カット」の技術

ローキックを効かされてなにもできなくなる、そんな試合になることが割と多いです。

キックボクシングには相手のキックをガードする「カット」という技術があります。

この「カット」を行うことでキックのダメージを最小限に抑え、場合によっては蹴った側にダメージを与えることもできます。

ボクサーはもちろん本職のキックボクサーと比べると総練習量は少ないので習得できていないことも多いです。

このカット技術が身についていないとローキックで脚にダメージを与えられ、強いパンチを打つこともできなくなってしまいます。

 

要因3.噛ませ犬として呼ばれている

これは少し穿った見方ではありますが、キックボクシングの試合においてボクサーは噛ませ犬つまり引き立て役として呼ばれることも多いです。

キックボクシング団体からすればボクサーといういわゆる外敵ではなく自分の団体の所属選手にスポットライトを当てたいです。

なので団体側のキックボクサーより少し実力で劣る選手を選んで対戦させるわけです。

キックボクシングに転向して日が浅い選手や、場合によってはキックボクシングの経験のない選手にオファーを出すこともあります。

ほとんどのファンはそんなこと分からないので、この試合にキックボクサーが勝てば「ボクサーにパンチで打ち勝った!ボクシングでも強い!」といった箔がつくわけです。

 

と最後はちょっとひねくれた書き方をしてしまいましたが、ボクサーに勝ったキックボクサーもイコールボクサーよりパンチが強いとは一概には言えないよーという話です。