○○戦無敗と聞くとそれだけでその選手は凄い選手なんだろうなあと容易に想像ができますよね。
基本的にどんなスポーツでも連勝というものはいつか止まるもので、ボクシングにおいてもデビューからずっと無敗でチャンピオンの座に君臨しているとみんながその選手を標的に定め、試合を重ねるごとに弱点やクセなども研究されていきます。
そのためチャンピオンになった後も無敗を続けるというのは並大抵のことではありません。
しかし生涯無敗のまま現役を引退した選手は意外にも複数名存在します。
最も長い記録はメキシコのリカルド・ロペス選手の52戦無敗。
主にミニマム級の選手として活躍し、最後はライトフライ級のチャンピオンの座に君臨したまま現役を引退しました。
引退の際は「検査で異常は見つかっていないが今後の生活にも支障が出るようなダメージを負うことは避けたい」といったコメントを残しています。
2位は皆さんご存じのフロイド・メイウェザー・ジュニア選手の50戦無敗。
引退しているので今後も記録は変わらない。はずですがメイウェザー選手はこれまでも引退と現役復帰を繰り返しているため、もしかしたら今後この記録が変わる可能性もあります。
無敗記録を伸ばして1位になるかもしれないし、敗北して生涯無敗ではなくなりランキングから姿を消すかもしれません。
ちなみにリカルド・ロペス選手は引き分けが1試合ありますがメイウェザー選手は引き分けがなく50戦50勝。
そのため「全戦全勝」というくくりならメイウェザー選手が1位と言えます。
その他の選手も「なぜ無敗のまま引退したんだろう?」と気になるところですが、「もう敵がいない」とコメントを残した選手(これかっこいいですね)や、不慮の事故などで亡くなられた方がいました。
生涯無敗で引退した方はやりきって満足して引退というよりは不本意ながら引退となった方が多いのかもしれませんね。
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